何といっても手編みです

寒い冬の時期は、手編みの季節です。編み物には、手編みと機械編みがありますが、何と言っても心のこもった彼へのプレゼントといえば、手編みでしょう。でも編み物の経験がないから自信がない・・・なんて人は多いのではないでしょうか。初めは無理をせず、小さなものから挑戦しましょう。最初は、まっすぐ編める簡単なマフラーがベストです。
簡単といっても、女性から男性へのプレゼントのうち、最もメッセージ性の強いのが、手編みのマフラーです。あなたに首っ丈よというメッセージを含んでいることは周知の事実です。手編みのマフラーは、誕生日やバレンタインデーのプレゼントとしてもよく用いられますし、これからの時期は、クリスマスプレゼントとして最適ではないでしょうか。
プレゼントされた男性で喜ばない人は、ほとんどいないでしょう。なぜかと言うと、男性にとって、モテたという自尊心をくすぐられるためであり、素直に喜ぶことが多いのです。男性が、両想いの女性から手編みのマフラーをプレゼントされた場合、その手編みのマフラーの温かさは、その編んでくれた女性への想いが強くなるという本来の効果が発揮されます。
ただし、実際につける場合には違ってきます。男性に他に好きな女性がいる場合には、そのマフラーをつけている姿は決して見られてはいけないものであり、場合によっては、受け取ってもらえない可能性もあります。したがって、気になる男性に好きな女性がいるかいないか不明の場合には、手編みのマフラーはプレゼントしないほうが良いでしょう。
手編みは両想いになった後に贈るべきであり、手編みのマフラーを渡すタイミングは非常に限定されていると思ってください。状況を間違えると逆にかなしい結果にもなりかねない劇薬といえます。その点さえ注意すれば、彼への手編みのプレゼントとして、マフラーは一番ではないでしょうか。特効薬にも劇薬にもなるのが、この手編みのマフラーだと思ってください。
彼にプレゼントした女性のうち、半数以上は手編みのものをプレゼントしたという統計結果が出ています。さあ、今年こそ手編みに挑戦してください。

手編みの種類

手編みの技法には次のようなものがあります。それぞれの編み方で、使う編み針が違い、技法が変わります。
・棒針編み
棒針と呼ばれる先端がゆるやかに尖った棒状の用具を用いる方法が棒針編みです。編み方として表編みと裏編みがあり、それらを組み合わせることによって形状や模様を作り出します。特徴としては、編み目が細かい、糸の隙間ができにくい、伸縮性がある、肌触りが良いなどです。マフラー、手袋、セーター、靴下などの衣類に用いられる方法です。
・かぎ針編み
鎖編みと呼ばれる編み方を基準としており、かぎ針と呼ばれる用具を用いる方法がかぎ針編みです。デザインの自由度は高いですが、縫い目に隙間が多くなります。そのためマフラーや帽子などの小物類に用いられます。また棒針編みの補助的な役割として使われることがあります。
・アフガン編み
細いアフガン針と呼ばれる用具を用いる方法がアフガン編みです。特徴としては、織物のような編み目となり、伸縮性が少なくが細かくなります。
・レース編み
1本または何本かの糸を撚り合わせ、すかし模様にする技術の総称です。
・指編み
最近、若い女の子だけでなくお年寄りの間でも密かなブームになっているのが指編みです。その名の通り、針棒を使わないで自分の指だけで編みます。指編みは、器用さに関係なく、不器用な方でも短時間で比較的簡単にマフラーや帽子などの作品を作ることができます。動画サイトでも見ることができますので、動画の方が言葉の説明よりも分かりやすいです。指編みの編み方をよく調べて、一度チャレンジしてみてください。

手編みに使う用具

・糸
毛糸が最も一般的ですが、他にはレース糸、絹糸、刺繍糸などもあります。編物用の毛糸は、染色に用いる染料が同じであっても色調が異なることがあるため、ロット番号が付いており、多数の同色の毛糸を必要とする場合には、ロット番号の同じ物を用います。ロット番号とは、糸を染めたときの染色の釜の番号です。
・針
編物に用いる針を編み針と呼びますが、先端がゆるやかに尖った棒状の用具で、素材は竹、金属、プラスチックでできていることが多く、またビニールなどの柔軟性のある素材でできたものもあります。針の太さは号で表し、数字が大きくなるほど太くなります。かぎ針、アフガン針は棒針より短く、先端に糸を引っ掛ける溝が付いています。
・編み図
編み物を製作するのに必要なもので、作品を完成させるために設計した手順図ともいえます。手編み雑誌や、毛糸を販売する店で手に入ります。編み図は、一定のルールを持つ記号で表記されています。
・その他
はさみ、計測用具、ほつれ止め(作業を休止する場合に編み目が解けないよう保持する器具)などが用いられます。一般的に他の手芸と比較して、用具の種類が非常に少ないと言われています。
毛糸を選ぶには、太いものなら早く編めるますが、太すぎてごわごわして重い・・・なんてことになりかねません。毛糸のラベルに表示してある針の号数よりちょっと太いめの針で編むとマフラーはふんわり軽く仕上がります。マフラーはふんわり編んだほうが軽くて暖かいのです。



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